よくマスコミ関係者の方に「手塚さん、投票率が上がるといいですね。」とか「投票率がカギですね」とか言われます。
僕らも実際に投票率を上げるために選挙中や平常時にもさまざまな試みをしてきましたがなかなか効果が上がらないのが実情です。
自分で半年以上政治活動をしてきて辿り着いた結論ですが、投票率の向上というのは最終的な目標であると思います。
なぜなら、今の若者をはじめとして選挙に行かない人は大人や社会ましてや政治に対して期待をしていないからです。
政治家や政治が自分の生活をよくしてくれるとも思っていない。
自分に何の関係があるのか自然に分かっていないのが今の若者です。
今の若者にとって、社会から与えられるものよりも、社会に対する負担の方が多い現状。
社会や政治とかかわるメリットが今の若者には感じられないんだと思います。
この状態でいくら若い人に選挙に行け選挙に行けと言ってもなかなか難しいと感じるのは僕だけでしょうか?
まずは、大人や社会の方から手を差し伸べる。
政治は今まで票になるほうしか見ませんでした。
その結果が現在の借金大国、高齢化した日本です。
これからは選挙に行かない票にならない、選挙に行かない声なき声を聞いてあげなければなりません。
社会や政治が若者に目に見える形で与える。
若者に与えるもの、それは県立大とかそんなものではないと僕は思います。
いろんな選管の取組みで選挙に行くことそのものにメリットを持たせようとする試みがあります。例えば投票所にレッドカーペットを引いたり。
そうではなくて若者と政治の信頼関係の問題なのだと思います。
これまで、政治と若者の関係を壊したのは政治の方です。
選挙に行かない若者といかに信頼関係を構築していくか。
それが若者が社会や政治にかかわる第一歩であると思います。
僕ら若い人間が選挙に出るとき『組織選挙を打破して1億3千万人にとっていい政治が実現したい』という目標はみな共通しているのだと思います。
そのためには投票率の向上が必要だと思ってしまいますが、いきなりは不可能です。
政治と若者が信頼関係を構築することができたときはじめて、投票率は向上するのだと思います。
現在、大きな組織がバックについていない僕ら若者が選挙に勝つということは至難の業です。でも勝たなければなりません。
勝って、若者との信頼関係を構築することができる政治を実現しなければなりません。
その先に、皆にとって分かりやすく、皆が参加し、皆にとっていいルールが作れる世の中が来るんだと思います。
あ、今日から火力が2倍になりました!(^O^)/
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